可動、変形、合体の3つの要素を意識した最高級のドラゴンシーザー。
作中の美麗なプロポーションはもちろん、超合金魂オリジナルのドラゴンアントラー変形ギミックも内蔵!
超合金魂シリーズにドラゴンシーザーが加わる!! ドラゴンシーザーとは『恐竜戦隊ジュウレンジャー』に登場した守護獣であり、ジュウレンジャー6人目の戦士ドラゴンレンジャーことブライと共に戦う。ドラゴンシーザーは獣奏剣によって導かれ、巨大化したドーラモンスターに立ち向かうのである。
ドラゴンシーザーは状況に応じて、守護獣ジュウマンモス、守護獣トリケラトプス、守護獣サーベルタイガーと合体する。4体の守護獣が合体した剛龍神は、巨大なドラゴンアントラーから繰り出す「超爆裂龍神突き」で多くの敵を葬った。さらに強大な敵が現れた時には、大獣神と合体して獣帝大獣神となる。
では、超合金魂 ドラゴンシーザーの仕様を紹介していこう。
超合金魂 ドラゴンシーザーは、映像のスーツのイメージを全体に取り入れつつ、各部にアクションのための可動機構を内蔵する。肩の付け根は横に展開でき、ヒジも曲がる。足の付根、ヒザ、足首も動かせるようになっている。さらに特徴的な尻尾もフレキシブルに動かすことができるのだ。また、指にはドラゴンハーレー発射用の穴が空いている。
▲剛龍神。柄(スタンド)はブレストラー(上部)に収納できる。
▲劇中バージョンのドラゴンアントラーを装備した状態。
このドラゴンシーザーは、別売りの「超合金魂 GX-72 大獣神」のジュウマンモス、トリケラトプス、サーベルタイガーとの合体システムを内蔵しており、剛龍神にも組み立てられる。
剛龍神の特徴は、武器のドラゴンアントラーにある。テレビ放送時の玩具では柄の部分が余剰パーツとなっているが、超合金魂にはブレストラー(ドラゴンシーザーの胸のパーツ)に柄を収納するアイディアが盛り込まれた。さらにドラゴンアントラーの先端はドラゴンシーザーの尻尾が変形するタイプと、劇中に登場するドラゴンシーザーのバランスに準拠したタイプの2バージョンが付属。いずれかを選択できる。
▲尻尾が変形するタイプのドラゴンアントラー。柄の折りたたみ方がわかる。
▲劇中バージョンのドラゴンアントラーの設計図面(画像右)。左の変形タイプの図面と比較すると、その形状が大きく異なっていることがわかる。
▲ギミックの基本設計が完成した後、プロポーションを映像のイメージにより近付けるための修正案が書き込まれた図面。等身が若干高くなり、尻尾がかなり長くなっている。
▲下半身の関節可動の概念図。足首はボールジョイント式。合体を優先しつつ、可動も盛り込まれている。腰には前傾姿勢を取るための可動も内蔵する。
こちらは超合金魂 ドラゴンシーザーの設計図面だ。ドラゴンアントラーの柄を収納するシステムやスーツに寄せたプロポーション、下半身の関節可動を読み取ることができる。
超合金魂 ドラゴンシーザーは別売りの「超合金魂 GX-72 大獣神」と組み合わせれば、獣帝大獣神となる。劇中どおり、ドラゴンシーザーの頭部から下が左右に開き、大獣神を覆うように合体するのだ。テレビ放送当時の玩具と同様に、ドラゴンアントラーとブレストラーを腕の横に取り付けることもできる。これで6大守護獣超合神形態が完成!!
守護獣たちの進化は続く……!?
文・五十嵐浩司(アニメーション研究家)
超合金魂
GX-78 ドラゴンシーザー
発売月:2018年7月28日
メーカー希望小売価格:17,280円(税8%込)
【商品仕様】
全高:約230mm 材質:ABS、PC、ダイキャスト製
【セット内容】
本体、尻尾パーツ(根本)、尻尾パーツ(先端)、
交換用手首パーツ左右、TV版ドラゴンアントラー用パーツ
商品詳細ページはこちら
スーパー戦隊シリーズ40作記念を飾る衝撃の新企画!!
1992年に放送され、様々な新機軸を導入することでスーパー戦隊シリーズに新風を吹き込んだ、
第16作『恐竜戦隊ジュウレンジャー』。
その1号ロボ・大獣神が、時を越えて超合金魂として復活!!
国内はもちろん世界各国でも爆発的な人気を獲得した、神の復活を目撃せよ!!
1992年発売の「進化合体DX大獣神」は、1993年に『ジュウレンジャー』がアメリカで『パワーレンジャー』として放送されたことで、世界的にも大ヒットを記録した伝説のアイテム。かつてのDX大獣神は、「DX超合金」からプラスチック中心の「DXロボ」へと変更された最初のアイテムだった。一方、今回の超合金魂ではダイキャストパーツを各守護獣に必ず配置しており、重量感にあふれている。全身の関節には可動部が設けられている。さらに腰のサイドアーマーが可動して股関節を開けるようになり、いわゆる「ハの字立ち」が可能となった。また専用武器の恐竜剣ゴッドホーンとマンモスシールドが付属。全体の質感も大幅にアップデートされている。 なお、この超合金魂のプロダクトには、当時バンダイで『ジュウレンジャー』の商品企画担当だった野中剛氏と、当時プレックスでデザインを手がけた加藤大志氏という戦隊ロボOBチームが参加している。その意味でもダイキャスト製トイとしてのリメイクは、ファンのみならずお2人にとっても悲願となるのだ。強力なスタッフの助力を得て、ついに映像中のイメージそのままの大獣神が最新技術によって蘇る!
超合金魂大獣神の企画には、1992年に発売された「進化合体DX大獣神」のスタッフが参加している。バンダイで商品を担当した野中剛氏と、
プレックスでデザインに関わった加藤大志氏である。二人は現在フリーで活動しているが、大獣神リメイクのために再び結集したのだ。
DX大獣神は、合体ギミックが複雑化したことで、それまでのスーパー戦隊ロボに比べて大型化している。そのため、コスト吸収のために「DX超合金」の冠が外れることとなった。このことは、野中氏も加藤氏も無念に感じていたとのことで、超合金魂の大獣神には一方ならぬ情熱が注がれている。そのために描かれたスケッチや指示書をご覧いただこう。
[電撃ホビーウェブ] 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の大獣神が、超合金魂で復活!
アニメーション研究家にして超合金研究の第一人者・五十嵐浩司氏が、大獣神の超合金魂化という「事件」を語る!!
超合金魂
GX-72 大獣神
発売日:2017年4月29日発売
メーカー希望小売価格:32,400円(税8%込)
【商品仕様】
全高:約260㎜ 材質:ABS、ダイキャスト、PVC製
【セット内容】
守護獣ティラノザウルス、守護獣ジュウマンモス、
守護獣トリケラトプス、守護獣、サーベルタイガー、
守護獣プテラノドン、
獣戦車キャノン、
恐竜剣ゴッドホーン
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